2002年 キハダロード第1戦
高知県・足摺沖 ジギング



ん???

タイトルはキハダなのに,
なぜイカの写真が???

そう思った方は正常です。

理由は
いずれ分かります・・・(涙)

では・・・



                      4月13日 足摺沖ジギング


思えば,3月末から今日までハードだった。
新しい環境の中で,一生懸命に働いた。

  「きっと神様は見ているに違いない。私の元へご褒美のキハダを届けてくれるに違いない。」


キハダの声が4月始めに飛び込んできた。イイサイズのがボチボチまわってるらしい。
期待を胸に,出撃の前々日に私はスプールにニューラインを巻いた・・・。
丹念にしっかりと巻き込んだ。
おそらく出しては巻き,巻いては出しの攻防になるであろう,キハダちゃんとのファイトを夢見て。

前日は鬼の形相で仕事を片づけ,15:00に切り上げた。
明るいウチに走り,早めに高知入りし,少しでも仮眠する計画である。
今回お世話になる加栄丸の船長の電話で,今夜1:30には港へ入ることになった。
早い出港である。

しかし,1週間ハードに働いたためか疲労感がひどい。
軽い頭痛もあるため念のため風邪薬を飲み,荷物を車に詰め込み17:15に出発した。

瀬戸大橋の上は風速12m!!
太平洋はだいじょうぶなのだろうか???

明るいウチは快調に走ったが,暗くなるにつれだんだんと疲れが増してくる。
釣りを控えてアドレナリンが分泌され眠れないコトさえあるが,
今日は1週間無事終わった安堵感のため,むしろホッとしている自分がそこにいた・・・。

どうにかこうにか途中意識を失いそうになりながら(笑)高知入野漁港に到着したのが23:00だった。
「やっと寝れる〜。」携帯のアラームを01:00にセットした。
あまりの寒さに,「フリースを持ってきて正解だった・・・」そう思いながら眠りについた。


目が覚めるとまだ01:00少し前だった。
風が強く,ウネリもありそうだ。
酔い止めを飲もうかと考えたが,眠気がするのを避けるためにやめておいた。(なんという決意か!)

時間が来て,船長がやってきた。
風もだんだん収まるハズなので,出港となった。
同船するのは,高知から1名,徳島からの3名,私の計5名だった。
2時間半はかかるというので,迷うことなく寝ることにした。


目が覚めると,そこはもうすでにポイントだった。たくさんの船が集まりなんだか殺気立っている。
私はヨロヨロとキャビンからはい出ると,自分のタックルのところへ行った。
まだ辺りは薄暗く,ライトが必要なくらいだった。
そこでは,徳島の方がなにやら困っていた。
どうもグリップにリーダーが絡まってしまったらしい。
船の揺れの中で必死に格闘している。可哀想に。周りはもう釣りを始めているのに。
おかしなこともあるもんだと,そのリーダーをボ〜ッと見ていると・・・「ん???」

なんと私のリールから出ているではないか?!(恥)
のんきに見物していたが,慌てて恐縮してしまった。
釣りができなくなって申し訳ないので,私のリーダーをシステムごと切ってもらった。
そのタックルが本日のメインタックル予定だったことに気づくのに時間はさして必要なかった・・・(爆)

ウネリが残り,辺りも暗いので,システムはまず組めない。
別のタックルにまず200gのジグを付けた。「えっと,スプリットリングは・・・」

その頃,群れが当たったらしく,ヨコが連続でヒットしていた。
  「お〜。釣れよ〜るなあ。ボチボチワシも・・・」
そう思ってはみたものの,どうも手元が怪しい。
寝ぼけた私の手には,スプリットリングにフックを付けるコトさえ容易ではなかった・・・・・・

  「さだくん〜!今釣らずにいつ釣るの〜?!」

船長に冷やかされながら,ようやくフックを付け終わったときにはもうすでに終わっていた・・・。

  「日が昇ればキハダが食ってくるよ〜!」
そういう船長の声に
  「そうそう。おいらは今日はキハダ狙い。これからですわ。」
そう思い直し,200gをシャクリ始めた・・・。

                      しかし・・・・・・

                           眠い・・・
                         猛烈に眠い!!!

このままではヤバイ!!  海にロッドを落とすか自分が身投げするかどっちかである。
シャクろうにも巻こうにも,立っていようにも目を開けようにも,どうしようもない・・・・・・

うつろな目をしてキャビンへ歩いた。
入るなり床に寝転がり,もう一人の私に自問自答した。

   「お前はここへ釣りに来ている。」「マグロを釣りたいか?眠りたいか?どっちだ?!」

もう一人の私は,迷わず答えた。  「わしゃ,寝たい。マグロはいらん!」
その瞬間,私はとても幸せな顔で深い眠りについた・・・。

目が覚めたとき,腕時計は08:30を少し過ぎていた。
もう日はすっかり昇ってしまった・・・。
試しにいろいろとやってみたが,豆のようなカツオ(?)を船縁でバラしたのみに終わった。

かくして,私の2002年キハダロード第1戦は終わった。(笑)
戦わずして敗れ去った。
リングには上がったが,すぐにタオルを投げ込んだ。
そんな試合に終わった・・・・・・。

全ては調整不足,コンディション不足だったことは隠しようもない事実だ。
こんなことは今まで一度もなかった。

幸いにも船長の計らいで,ハガツオを釣らせてもらったのはありがたかった。
本来なら,以上終了でも仕方ない事実である。
この場を借りて,船長と同船した方々にお礼とお詫びをしておきたい。

                 「ありがとう。そして,ごめんなさい。」(笑)

その日は宿をとっているので,陸上がり後に宿で風呂に入った。
船上で寝たため,元気が出た(笑)ので,
予定通り,足摺周りの漁港へ春アオリのエギングに出かけた。(←バカ)
冷え込みのためか,状況は渋かった中,やっと1パイをシャクリで乗せることができた。
それが,この写真のアオリくんである。(笑)
高知で春アオリをやりたかったので,これはこれでうれしい私だった・・・(ホントにバカ)

なお,足摺沖の名誉のために・・・
翌日(4/14)からキハダは絶好調で,20kgクラスまでがバンバン出てます。
いや,念のために。(笑)

キハダロード第2戦は5月4日の予定です。
次は・・・前日に泊まってよく寝る作戦でいきます!

ご期待ください!(笑)






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